基本情報の合格証書はいつ届く?発表からの日数と「合格証明書」との違い

マイページで合格を確認したのに、紙の合格証書がなかなか届かない。 会社に提出しろと言われたけれど、そもそも自動で届くのか、自分で申請するのかが分からない—— 合格後にいちばん多いのがこの詰まりです。この記事では、IPAが公表している発送日から 「自分の受験月なら、いつごろ届くのか」を逆算できるようにし、 名前が似ていて混同されやすい3つの書類の使い分けまで整理します。

結論:受験月 →(翌月)合格発表 →(約2週間後)証書発送

基本情報技術者試験(CBT方式)は通年で受けられるため、合格証書の発送も受験した月ごとに設定されています。 流れは3段階です。

  1. 受験(自分で選んだ日)
  2. 合格発表:受験した月の翌月。発表時刻は正午の予定で、受験者マイページで確認できます
  3. 合格証書の発送:合格発表からおおむね2週間後。ここから郵送日数が加わります

IPAが公表している実際の日程を並べると、間隔がはっきり見えます。

受験月合格発表日合格証書 発送日官報公示日
2026年5月6月22日7月8日7月3日
2026年6月7月22日8月7日(予定)8月(予定)
2026年7月8月21日(予定)9月(予定)9月(予定)

※2026年8月2日時点でIPAが公表している日程です。「予定」の表記があるものは変更されうるため、 自分の受験月の欄は必ずIPAの最新ページで確認してください。

たとえば2026年5月に受験した人は、発表が6月22日・証書の発送が7月8日。 受験日から数えると1か月半〜2か月ほど先に届く計算です。 「合格発表から1週間経つのに届かない」という段階では、まだ発送すらされていないことがほとんどです。

合否そのものは郵送を待たずに分かります。当日の流れと発表までの動きは 試験当日の流れで、点数の目安は 合格点シミュレーターで確認できます。

混同しやすい3つ:合格証書/合格証明書/合格証書番号

合格後の手続きでつまずく原因の大半は、名前が似た3つを1つだと思っていることです。 役割も、費用も、入手方法も違います。

合格証書合格証明書合格証書番号
これは何 合格したことを示す賞状形式の書類。1回だけ届く「原本」 合格の事実を証明する書類。必要なときに何通でも取り寄せられる 合格証書に記載されている番号そのもの
入手方法 申請不要。申込時の住所へ自動で郵送される 自分で申請(オンラインのみ・郵送申請は不可) 受験者マイページで確認(令和5年度以降の合格者・利用者IDが有効な間)
費用 無料 1通700円 無料
手元に来るまで 合格発表の約2週間後に発送+郵送日数 申請から発行可否の確認に約1週間、入金確認後の郵送に約1週間 即時(マイページ上で確認)

つまり、「合格証書は待つもの、合格証明書は取りに行くもの」。 証書が届かないからといって合格証明書を申請する必要はありませんし、逆に 証書は1通しか届かないので、複数の提出先がある人は最初から合格証明書を検討したほうが早いこともあります。

会社に提出するとき、どれを出せばいい?

資格手当の申請や入社手続きで求められる書類は、勤務先によって表現がまちまちです。判断の目安はこう考えると迷いません。

求められ方用意するもの
「合格証書のコピーを提出」届いた合格証書をコピーする。原本は手元に残す
「合格を証明する書類の原本を提出」原本を渡してしまうと戻らない可能性があるため、合格証明書(700円)を申請するほうが安全
「合格証書番号を記入」マイページで番号だけ確認すれば足りる(書類の郵送を待たなくてよい)
提出期限が近い合格証明書は申請から到着まで合計2週間程度を見込む。期限から逆算して早めに申請する

※提出物の指定は勤務先・応募先の規定によります。「原本かコピーか」「いつ時点のものか」を先に確認しておくと二度手間になりません。

届かないときの確認順(3か月のタイムリミットに注意)

合格証書は簡易書留で送られます。手渡しなので、受け取れないまま時間が過ぎると自動的にIPAへ戻ってしまいます。 しかも戻った証書の保管期間には期限があります。上から順に確認してください。

  1. 自分の受験月の発送日を確認する。まだ発送日を過ぎていなければ、待つのが正解です
  2. 不在票が入っていないか探す。簡易書留は対面での受け取りなので、不在なら郵便局で保管されています
  3. 郵便局の保管期間を過ぎていないか。過ぎているとIPAへ返送されています
  4. 受験後に引っ越していないか。宛先は申込時の住所です。転居したなら郵便局へ転居届を出しておく必要があります(再送費用は合格者負担
  5. 返送されている場合は再送を依頼する。合格者本人による郵送での手続きで、依頼書と本人確認書類のコピーが必要です
ここが一番のリスク:返送された合格証書の保管期間は発送日から3か月間 (発送日が属する月の3か月後の月末まで)で、経過後は廃棄されます。 廃棄後は再送を依頼しても受け付けられず、合格証明書(有料)で代替するしかありません。 「そのうち届くだろう」と数か月放置するのが、いちばん取り返しがつかない選択です。

まとめ

  1. 合格証書は受験月の翌月に合格発表 → その約2週間後に発送。受験からは1か月半〜2か月みておく
  2. 証書は申請不要・無料で1通だけ自動的に届く。合格証明書は申請・1通700円で何通でも取れる
  3. 番号だけ必要ならマイページで確認できる(令和5年度以降の合格者)。郵送を待つ必要はない
  4. 届かないときは発送日 → 不在票 → 住所変更の順に確認。返送分の保管は3か月で、過ぎると廃棄
  5. 提出期限があるなら、合格証明書は到着まで2週間程度を見込んで早めに動く

よくある質問

合格証書をなくしてしまいました。再発行できますか?

IPAが案内しているのは、宛先不明などで返送された合格証書を再送してもらう手続きです。すでに届いたものを紛失した場合の再発行についての案内は見当たらず、保管期間を過ぎて廃棄された場合も「合格証明書の交付手続きを利用してください」と案内されています。手元から失われてしまったときは、有料の「合格証明書」(1通700円)を申請して合格の証明に代えるのが基本の流れと考えてよいでしょう。

「官報公示日」とは何ですか?

合格者が官報で公示される日のことで、IPAが合格発表日・合格証書発送日とあわせて日程を公表しています。受験者が何か手続きをする必要はなく、合格証書が届く・届かないとも直接の関係はありません。

合格証書が届く前に、履歴書に「合格」と書いていいですか?

合否は合格発表日に確定するので、証書が手元に届くのを待つ必要は通常ありません。ただし応募先や勤務先が「合格証書のコピー提出」を条件にしている場合は、証書または合格証明書が手元に必要になります。求められている書類がどれなのかを先に確認しておくと安全です。

不合格だった場合も、何か郵送で届きますか?

合格証書は合格者に送付されるものです。合否と成績(評価点)は受験者マイページで確認できるので、結果の確認自体は郵送物を待たずに済みます。

出典・ご注意

本記事の日程・手数料・手続きは2026年8月2日時点でIPA(情報処理推進機構)が公表している内容にもとづく目安です。合格発表日・合格証書発送日は受験月ごとに設定され「予定」として公表されているものを含み、変更される場合があります。また、勤務先・応募先に提出する書類の指定は各組織の規定によります。実際の手続きの前に、必ずIPAおよび提出先の最新の案内をご確認ください。

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